今や世界中で愛さるキャラクターとなったムーミン。

そのお話の中で、様々なキャラクターが登場しますが、中でもスナフキンとミイが異父兄弟ってご存知でした?

かなり個性的な二人の意外な関係を知るとさらに物語が違った角度から見られるかもしれません。

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【ムーミン】スナフキンとミーは兄弟関係

ムーミンの物語に登場してくるキャラクターはどれもかなり個性的です。

だからこそ親近感が沸いたり、共感出来たり。

普通のアニメとはまた違った世界観があります。

その世界観を作る代表的なキャラクターの中にこの2人、ミイとスナフキンがいます。

かなり個性的で物語の中でもなかなか似ている部分を探すことが難しいキャラクターですが、実は異父兄弟なのです。

まず、両親についてですが「ミムラ夫人」というお母さんから生まれています。

でも、お父さんが違うのです。

2人のお母さんのミムラ夫人もかなり個性的で、全部で35人も兄弟姉妹を出産しています。

父親にあたる人も数人いるようです。

ふくよかでおおらかな性格、あまり気にせず自分の生きたいように生きている女性のように描かれています。

物語中でまた兄弟が増えた事を他の兄弟に当たり前のように話をして、ミムラ姉さんに驚かれたりしています。

その時の絵を見てみると、目つきや鼻の形が多少違う程度でほとんどがミイにそっくりなのがまた笑えます。

さらに登場人物で「ミムラ姉さん」(タレントの旧芸名:ミムラさんがデビューするにあたりムーミン愛から、このミムラ姉さんにちなんで芸名を付けていた・現:美村里江)もこの兄弟の1人です。

このミムラ姉さんもミイやスナフキンとはまた違った個性でミーとは真逆な泣き虫でおっとりした、

おしゃれの好きな性格の持ち主です。

肝心のお父さんですが、名前がわかっているのは、スナフキンのお父さんが「ヨクサル」という名前という事だけです。

原作ではこのヨクサル、ムーミンパパの友達なのです。物語中に少しだけ登場しますが、どことなく、スナフキンに容姿が似ています。

性格も「自由人」な部分は似ていますのでやはり親子、という事を実感します。

ただし、スナフキンを育て一緒に生活していたわけではないところが、また面白いです。

スナフキンは小さな頃から一人自由に生きてきている、というような話をしているので、そういう意味での「自由な父親」だったのでしょう。

ちょっと普通では考えられませんが。

ミイやミムラ姉さんのお父さんに関してはその前の夫、ということだけでその他の情報は不明です。

そんな中でこのミーとスナフキンも誕生してきたわけです。

この2人が物語の中で兄弟らしく一緒にいる事はありませんし、顔も性格も似ていないので、実際に「兄弟」という事を感じることは少ないと思います。

普通にキャラクターだけを知っている程度の方には異父兄弟という設定は驚くでしょう。

作者のトーベ・ヤンソンの個性を大事にする描き方はムーミンの物語を知る上でかなり重要な部分だと思います。

そこに惹かれてムーミンのお話を好きになる方も多いでしょう。

フィンランドにはムーミンランドが存在します。

首都ヘルシンキから電車・バスを乗り継いで行くのですが、島全体がムーミンランドになっています。

他のテーマパークとは違い、ゆったりとした時間が流れ、島内に入園すれば自由に散策できます。

あちらこちらで休む用のソファーやハンモックがあったり、
ピクニックのようにシートを敷いてランチしていたり。現地の人は自由に自分の時間を過ごせます。

ここはちょっと日本人には考えられないようなテーマパークの遊び方ですね。

そんな個性を大切にする国で生まれたキャラクター達はフィンランドはもちろん、その他各国で愛される理由の一つになるかもしれませんね。

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スナフキンのかっこいい生き方

スナフキンのイメージは「自由気ままな旅人」という感じが定着しています。

実際、そのような行動も多く、また、くわえたばこを愛用している姿は今の漫画では考えられませんね、でも描かれています。

ムーミン達が冬眠する時期になると、南の方へ旅に出かけます。冬眠はしないので、暖かい場所を求め出かけ、また春になるとムーミン谷へ戻ってきます。

その時、ムーミンがスナフキンを止めようとするのですが、

「だめだよ。僕は孤独になりたいんだ。来年の春、また会おう。」

と名言を口にします。

普通に考えても出てこない言葉ですね。

旅にでる姿も決まっていて、リュックサック一つだけ。ここに全てが入っています。

必要以上のものを持たないし、必要ない。とも物語の中で言っています。

「物の持ち過ぎで苦しむのは、自分だぞ」という名言も物語の中で残しています。

これ、今の世の中に当てはまる深い言葉ですよね。

ムーミンとは仲良し、でも間違っている時にはしっかり助言もします。

自分の意見をしっかりもっているのでしょうね。

物語の中「おだやかな人生なんてあるわけない」と言います。

スナフキンの生い立ち、置かれている環境を考えると、どこか達観しているように感じるのはそれまで過ごしてきた時間がそうさせているのかもしれませんね。

このように、スナフキンの言葉には重みや深みがあり、「名言」と呼ばれる言葉がたくさんあります。

生い立ちを考えても、色々な角度から物事を見るように小さなころからなっていたのかもしれませんね。

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ミイについて

ミイはミムラ夫人の「20番目の子」と言っていますが、お母さんと一緒に暮らしているわけではありません。ムーミン一家と暮らしています。

お話が進む中で、最終的にはムーミン一家の養女として迎え入れられます。

ミイの性格は怒りっぽく、口調が強い。正直者でなんでも口にしてしまいます。

ただ、口は悪いですが、人の嫌がる言葉を発したりする意味での言葉の悪さでないのです。

さらに、とても前向きで様々なことに動じない強さも持っています。

そして、とても親切でもあります。ほっとけない性格なので、それがおせっかいのようになる場合もあるのですが。

そして口が堅い。人の秘密など大好きで聞きたがるのですが、これを誰にでも言いふらすことはしません。

ここは見習いたいと思えるところですね。

ミイはすごく女性目線のズバッと意表を突く言葉を口にします。これが名言とよく取り上げられたりするのですが、
例えば

「忙しい忙しいって言う人いるじゃない。きっと頑張っているわねって褒めてほしいのよ。だからこう言ってあげたほうがいいわ。時間の使い方が下手ねって。」

この言葉を聞くと、そうかも。と納得してしまう自分がいます。

実際そう思っている人も多いでしょう。

また、

「時々、誰かに言われた言葉がチクって刺さってイラってするときあるじゃない。それね、本当のこと言われてるからよ」

まさに核心を突く一言。

ミイの言葉は裏表なく、本当にそのまま。なので読んでいる人にも響きやすいのかもしれません。

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【ムーミン】ミイとスナフキンの関係についての感想

いかがでしたか。

一見、ミイの方が小さく、性格も子供っぽくみえてしまうので、スナフキンがお兄さんと思う方も多かったと思います。

でも、ミイはしっかり者でお姉さんのようにも思えてきませんか。

ミイとスナフキンの生活スタイルは全く違いますが、どことなく性格は似ている部分もあるような気がします。

二人ともしっかり自分の意志を持ち、自分の言葉や行動に責任を持っているように思えます。

二人にとって、父親が別。

という事実は必要のないことなのかもしれませんね。

普段の生活で見逃しそうなことにも、二人はきちんと目を向けています。

今自分に起きていることから目をそらすことをしません。これは私たちが生活していく上でも参考になる部分にもなるでしょう。

生きづらいと思っている人は少し心を休ませるためにもムーミンの物語を読んでみてはいかがでしょうか。