海開きは6月中旬から7月上旬に行われることが多いです。

海開き後は海水浴を楽しもうと多くのお客さんが訪れます。

では海開き前に泳げば、貸し切り状態、ゴミもない
海水浴場が楽しめるのではないか…。

そう考えるかもしれません。

しかしそれは、非常に危険な行為です。

絶対にやめておきましょう!

なぜ海開き前に泳ぐのが危険なのか。

それを解説したいと思います!

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海開き前に泳ぐのは人体にとって危険

海開きの日を決めるには条件をクリアしなければなりません。

その条件とは、人体にとって海が安全かどうかということです。

具体的にはまず水質です。

水質は5段階に分類されます。

AA、A、B、C、そして不適。

調査する項目はふん便性大腸菌群数、油膜の有無、科学的酸素要求量、透明度、放射性物質濃度です。

水質は毎年海水浴場を管理する県や市町村によって公開されます。

海開き前に泳ぐことは、水質が「不適」である可能性もあるのです。

放射性物質が多い海水に浸かると皮膚が炎症を起こす可能性もあります。

次の条件はゴミ。

海開き前にはゴミの除去が行われます。

海開き前は長らくゴミの除去がされていない状態。

ガラス片や鋭利な木片があるかもしれません。

水温も海開きの条件となります。

クラゲや海中の生物の存在も海開きに影響します。

以上、海開き前に泳ぐことの危険性がおわかりいただけたでしょうか。

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海開き前に泳ぐのは命の危険

海開きが正式におこなわれるまでは監視員がいません。

海中でおぼれても、だれも気付かないのです。

クラゲやサメの侵入を防ぐ防護ネットも設置されていません。

もしサメが海岸付近まで近づいてきたら食べられてしまうかも。

クラゲにさされておぼれたら助かりませんよね。

海開き前に泳ぐということは誰も助けてくれないということ。

せいぜい漁師が気づいてくれるのを祈るくらいでしょうか。

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海開き前に泳ぐのは社会的に危険

海開き前に泳ぐことに罰則はありません。

海岸は公共の区域のため、買い取って進入禁止にすることもできません。

しかし誰も泳いでいない時期に泳ぐのは目立つもの。

海水浴場は居住区の付近にある場合もあります。

近隣の住民に迷惑をかけることにもなりかねません。

海開き前に泳げば、住民から注意をうけることもあるでしょう。

通報されるかもしれません。

刑罰は受けずとも、警察も仕事ですから、やってきます。

水着で警察に注意されるのは恥ずかしいことです。

また海の家も営業していません。

更衣室やシャワーは使えません。

物陰やタオルに隠れて着替えることになります。

海開き前は泳ぐことを社会が想定していないことを念頭においてください。

海開き前はプールで我慢しましょう。

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おまけ:海開きの対義語はなに?

海開きは県や市町村といった行政が安全に泳げることを

保障するもの。

そして遊泳期間が各海水浴場に設定されます。

では遊泳期間が終わることをどう呼ぶのでしょうか?

これには決まった呼び方はないそうです。

静岡県の伊豆市では「海じまい式」が行われます。

佐賀県唐津市では「海閉じ式」。

でも個人的には「海じまい」という言い方をよく聞く気がします。

まとめ

海開き前に泳ぐことの危険性がおわかりいただけたでしょうか。

海じまいの後も同様です。

しかし、人気がない海で悠々と遊びたいのも事実。

海じまい後の方が水温が高い水域もあります。

そもそも泳いでいい期間を定められるのは窮屈だと感じる人もいるでしょう。

もしどうしても遊泳期間以外で泳ぐ場合は決して一人で泳がないこと。

あと、遊泳期間ではなくても、海岸でバーベキューをしたり

ゴミを散らかしているのが見つかれば怒られます。

これらは条例で迷惑行為として処罰される可能性もあります。

くれぐれも自己責任であること、責任があることをお忘れなく。